大切な存在が最後に残してくれるもの

感謝

大切な方や大切なペットがこの世を去り、それを見送る時にこみあげてくる感情は人それぞれだとは思います。

 

思い出、寂しさの他に後悔などの複雑な思いを持つ方もいらっしゃると思います。

ですが、どのような気持ちの裏にも必ずあるのが愛と感謝の気持ちではないでしょうか。

 

それまでどのような関係を築いていたかによるところが大きいですが、「大切」と思う存在ならば意識していない部分でも、無意識にはきっと必ずある思い。

 

身内でも大切に思わない家族関係もありますし、血は繋がらずともとても大切な関係ももちろんあります。

それは動物であっても同じですよね。

 

別れる時の寂しさはもちろんですが、同時に愛情と感謝の気持ちは自然と出てきます。

(無意識の範囲であっても)

 

愛と感謝の感情というのは非常にパワフルです。

それをエネルギーとしてがんばることができます。

しゃかりきに頑張るのではなく、自分にできる範囲の精いっぱいを自分なりのペースで一生懸命生きていく。

 

現実界で最後に享受するその感情を源にすれば、のこされた方は精いっぱい上を向いて真っ直ぐに歩いていけるのではないでしょうか。

 

肉体的物理的には会えなくなっても魂の関係は終わりを迎えるわけではありません。

それさえ感じていられれば悲しみではなく寂しさという感情に変わるのではないかと思うのです。

 

魂はいつでも近くにあることを感じられるよう、気持ちを落ち着かせられる時間を持つことが大切なのかもしれませんね。